「コト消費」

昨日の夕刊に、興味深い記事が載っていた。

[中国「コト消費」に日本ブーム]

「コト消費」とは物品を購入する「モノ消費」に対し、体験を重視する消費行動。

日本式の体験型ライブエンタートメントーお化け屋敷や、東野圭吾原作の舞台など、リアルタイムと本物志向。

「世界の工場」から「世界の市場」へと変容する中国。
「コト消費」そのものの拡大と、訪日客の増大で日本文化の面白さを体験したこと。
これが「コト消費」の日本ブームの理由だとしている。

ある程度のモノが充足されると、人は体験を求める。
精神の充足は、物品では得られない。
それにしても「モノ消費」「コト消費」って、面白いネーミング。

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恋人たち

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ジャンヌ モローの魅力

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先日、ジャンヌ モローの訃報が報じられた。
89歳であったという。
2012年の映画「クロワッサンで朝食を」での凛としたお姿が思い浮かぶ。

少し前、Amazonで50〜60年代のヨーロッパ映画のシリーズが発売されていたので、買っていた。
偶然、モローの「恋人たち」も見ようと置いていた。

あまりにも有名な「死刑台のエレベーター」の監督、ルイ マルとのタッグ。
同時代の作品だ。

モノクロでの月明かりの映像の美しさ。
デジョン(ブルゴーニュ)の大きな水車や水辺の風景。
今は、どうなんだろう?

やはり、モローはエレガントでクール。
大人の女とはこういう事だよなーとため息。

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幸福はただ私の部屋の中だけに

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そんな時、ちょうど森茉莉の文庫が出ていた。
早川茉莉(名前が同じですね)が、人生、インテリア、雑貨に関するエッセイを編集したもの。

「世間の女の人の暮らしは大体似ていて、自分は随分と変わっているようだ」
「私は生まれつき考えに枠がない。
だから楽しい」

裕福な幼少期に夫とのフランス生活。
離婚し、父の印税も尽きると50歳過ぎて物書きになった。

偏見がなく、常識にとらわれることもなく、
これが明治の女の人かと思う自由さ!

「不幸が来たなら、驚かないで、その手の中から[ほんとうの幸福]という、光る宝石を受け取らなくてはならない」

ヨーロッパ文化を享受した事も関係あるのだろうか?
どんな時もジメジメしていない。
何より自分の好きなもの、美意識が大事。
これは、私も。

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こんなにあからさまに?

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武田百合子、森茉莉の個人全集月報集。
百合子さんはもともとファンだから読みたいのだが、なぜ森茉莉さんとセットなんだろう?
まーいいやと読み始めたら、
プライバシー保護の観点からいいの?という内容が次から次へと。

月報とは、文学全集など連続して刊行される出版物に別刷として添付される小冊子である。
その作家の逸話や研究ノートで、そうそうたる人々が執筆している。

百合子さんの大変だったであろう事項に、胸がチクリと痛んだ。
綺麗でオシャレで自由なイメージが強かったから。

対して、森さんのエピソードの面白さに仰け反りそう。
この人こそ自由。
がぜん興味がわいた。

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麻婆豆腐を食べたくて

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こちらの麻婆豆腐を食べたくてやって来た。
前菜も小籠包も大餃子も美味しいが、ネギチャーハンのインパクト!

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大傳月軒

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日本は熱帯なんじゃないかと思う日々「大傳月軒」へ。
木屋町高辻にある京野菜を使った北京料理のお店だ。

2人だったが、3階の個室へ案内された。
高台寺や清水寺の塔も望める東山のパノラマ、西は木屋町の風情ある景色。
以前来た時は1階だったので、こんな眺望のある所とは!

重厚な建物に調度品、
どんな歴史があるのだろう。

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ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション

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水天宮にあるミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション。
見過ごしてしまいそうにひっそりとある美術館だ。
ヤマサ醤油のご子息の陽三氏のコレクションを主に、様々な企画展を行なっている。

この夏の企画展は「千一億光年トンネル」
浜口陽三氏は1950年代に銅版画を始め、独自な技法を開拓した。
今回初めて目にしたが、シンボリックで繊細な作品に心奪われた。

伐採された街路樹を薄切りして撮影し、その写真を重ね年輪のような造形で時間と歴史を表現するアートデュオ(クーネル)

油彩絵具を豪快に塗り重ね、立体のように盛り上がる絵画を描く水戸部七絵。

そして、(パフォーマンスとしての刺繍)を続けている奥村綱雄。
私は、この人の作品が見たくて来た。
今回の作品(夜警の刺繍)は、あえて夜間警備の仕事に就き、待機時間中に小さな布に1000時間以上かけて刺繍するというもの。
出来上がった作品はブックカバーのよう。
「作業していると何が出来るのか聞かれるので、分かりやすい答えとして」らしい。
夜警をすることもひっくるめたパフォーマンスの刺繍。
面白いなー。
そして、何よりアートとして完成度が高い。

手のひらから時空を超え別の次元へと行く。
そんな作品たちが、とても刺激的。

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武ちゃん

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銀座の老舗焼鳥屋さん(武ちゃん)
50年を超える歴史があるらしい。
お店の近くまで来たが、見つけられない。
電話で尋ねたら、白い三角巾の(これがまたいい!)従業員さんが出てきて手を振ってくれている。
ご親切に感謝!

「5本にしますか、7本にしますか?」
どうやら、コースがあるようだ。
「お新香も名物ですよ」
ぽんぽんぽんーっと、慣れた客あしらい。
なんだか、気持ちがいいですね。

お通しのサラダと大根おろし、鶏のスープ。
焼けた串が順に出てくる。
美味しいし、何よりお店の雰囲気と優しさが身に沁みて。

この温かさを味わいに、又来たい。

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銀座呑み

 

昨日から東京にいる。
夕方から友人達と銀座sixの地下のエノチカへ。
こちらは、ワインがお手軽に飲める。

前回来た時、人が多くて席がなく、恨めしく通り過ぎたのである。
ワンコインから美味しいワインが楽しめて、穴場。

こちらの能楽堂で何かあるのだろうか。
ピシッと着物を着こなした方々が何人も。
京都とは違う趣があり、眺めるのが楽しい。

シェフのドミニク、ブシェさんがふらりと飲みに来られて、へえー!とミーハー。

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