八坂神社では、豆まきに遭遇。
タブレットやカメラを頭上高く上げる人があるが、あれで良い写真が撮れるとは思えない。
その、必死さが滑稽極まりない。
節分ハシゴ
3日の街で「節分ハシゴやなー!」というおじさんの声が聞こえた。
そんな人が多いのだろうか?
吉田から壬生行きの臨時バスも見た。
私達も、吉田神社(随分と久しぶり)から八坂神社へ。
まだまだ寒さ真っ只中ではあるが、柔らかな陽射しや空気に春の兆しを感じる。
吉田神社の屋台、昭和なままの店もあるが、ケバブや牛タン屋、コーヒースタンド(アフリカンコーヒー)などに時代の流れが。
せっかく祇園まで来たので、以前から気になっていた「盛京亭」でお昼にした。
池波正太郎さん御用達の中華のお店だ。
12時前に着くと、2組が並んでいた。
看板に12時過ぎ頃開店、ランチメニューのみの提供とある。
過ぎ頃?
ランチメニューのみ?
前に並んでいた女性が、いろいろと教えて下さる。
お店は袋小路にあるが、店の前で待つと注意されるとのこと。
私有地なので、小路入口の四条通で待たなければならないらしい。
ふぅーんと聞いている内に、開店。
12時を10分程過ぎていた。
メニューは、焼飯と鶏の唐揚げ、肉団子。
又、行きたいかと問われれば、さあ、どうだろう?
至宝をうつす
先週、京都文化博物館で「至宝をうつすー文化財写真とコロタイプ複製のあゆみ」展を観てきた。
日本には、「日本書紀」や「源氏物語」など先人達が「写本」として伝えられてきた文化財の歴史がある。
近代以降は、写真技術の導入により、写真による複製物の写本へと移行した。
写真展などで、時々コロタイプというキャプションを目にする。
詳しい技法はわからないままだったが、今回その謎が解けた。
コロタイプ印刷機の実物(大きい!)や、ビデオによる詳しい解説もあったからだ。
コロタイプは、撮影された写真をそのまま原本とする印刷技法。
顔料インキの保存性の高さや自然な濃淡などに優れ、文化財の複製に用いられてきたのだという。
法隆寺金堂壁画は昭和24年の火災で焼失したが、
以前に撮影していたコロタイプ版で再現。
原寸大12面が展示されている。
又、高松塚古墳発掘直後の撮影の様子や、壁画4面の原寸大カラー複製も。
撮影はこんな風に行われたのかと驚き。
地味なようで、とても興味深い展覧会だった。
おじさん酒場
以前「パリのすてきなおじさん」を読んだ。
書店で横に並んでいたのが「おじさん酒場」
おじさんつながり?
フリーライター.編集者の山田真由美さんと、ベストセラー「おじさん図鑑」でお馴染みのイラストレーター、なかむらるみさんが誘う佳き酒場とおじさん。
冒頭で言う。
おじさん酒場とは、そこにいるだけで店のおさまりが良くなるおじさんが、単独あるいは連れと共に心から愉しんで酒を呑んでいる。
または、見ていてそう感じずにはいられない、景色のいい居酒屋のこと。
東京を中心に、25軒の酒場を紹介している。
いくつかは行ったことがあるので、その情景がありありと思い浮かぶ。
巻末には、(居酒屋作家)太田和彦さんとの呑兵衞鼎談「酒場の作法あれやこれや」
太田さん曰く、「酒場は入って20分ですべてわかる」
「どこだって入らなきゃはじまらない。
安全パイだけでは自分の肥やしにならない」
「人と同じ。付き合って、振られて、人間として成長する。
酒場に行くことは人間修行」
含蓄のあるお言葉、同感です。
又、100軒の名店案内も付いているので、今度はここに行きたいなと思案するのも楽しい。
今日は並んでない!
最近、話題のお菓子。
「朧八瑞雲堂(おぼろやずいうんどう)の生銅鑼焼き。
メディアで取り上げられたこともあって、開店前から長蛇の列。
家のすぐ近くなので、その様子を見ていた。
今日のお昼、前を通ったら、誰もいない!
これはチャンス!と、初めて中へ入る。
お一人さま、一個限定だそうだ。
何種類かは売り切れていた。
イチゴと迷って、メイプルコーヒーを。
クリームの厚さ約9㎝!
こりゃ、1つ食べるのは無理。
フワーッ、しっとり。
幸せな気分になる。
人気な訳である。
他にも珍しいものが
「つち福」の店内には、能面や小さな人形が沢山飾ってある。
ご主人の趣味なんだろうか。
壁に貼ってあったのが、京ことば番付。
知らない京都弁があるなー。
京都の橋と、どどいつ(どんな関係?)の手ぬぐい。
どちらも購入した。
こんなものがあるんですね。
又、知らない京都。
つち福
新年のお墓参りの帰り、お昼を食べようと千本中立売の「つち福」へ。
美味しいと聞いていたので、来たかったのだ。
他にはないメニューがいろいろある。
その中でも珍しい、天ぷらカレー。
カツカレーはよくあるが。
天ぷらはサクッと、カレーはフルーティで美味しい!