ブルーデルでは、塩パンを買った。
美味しかったのだが、クロワッサンも買えば良かった。
歩けばパン屋さん
4月中旬から一カ月に渡り開催された「KYOTO
GRAPHIE」
毎年の事、怒涛のように過ぎていった日々であった。
あちこちの会場に出向く道すがら、必ずといってよいほどパン屋さんに遭遇する。
今年は特に。
パン屋は、確実に増えているし、老舗を見つけたり。
パン好き故に、入らずにはいられない。
そんな一軒が(ブルーデル)
先日、新聞に掲載されていて、ここのクロワッサンはイノダのモーニングに使われてるいるのだそう。
訪れた時にはそんなことはつゆ知らず。
節分のお菓子
お昼過ぎ、恵方巻や鰯の買い出しを済ませて、和菓子のコーナーへと向かう。
あら、ほとんど売り切れである。
かろうじて残っていたもの。
塩芳軒のおかめまんじゅうと、千本玉壽軒の福枡。
福枡は、豆撒きで福豆を入れる枡をモチーフにしている。
どちらも上用饅頭で、上品なお味。
商店街さんぽ
近頃は通販で本を買うことが多い。
しかし、街の本屋も覗かねばと思わせる本に出会った。
「商店街さんぽ」
筆者のあさみん(鵜飼麻美)は、小倉の旦過市場で昔ながらの商店街に魅了され、全国300以上の商店街を訪ねているという。
ページをめくるだけでワクワクする。
そんな中、先日訪れた和歌山の駅前、「みその商店街」が出てきた!
(喫茶パラダイス)も取り上げている。
旦過市場の二度の火災にショックを受けたが、きっと、この人もそうだろう。
淡島神社へ
京都への帰路の途中、加太へ寄った。
瀬戸内の東、紀州路西先端の地である。
南海電車加太駅にかわいい電車が止まっていた。
なんのモチーフかなと思っていたら鯛のようで(めでたい電車)というものらしい。
奈良時代、修験道の歴史はここから始まったとされ、江戸時代には紀伊国屋文左衛門がみかんを運ぶ舟を出すなど、港町として栄えた。
ひなびた小さな港町の中に淡島神社がある。
驚いたのが、本殿の中にも周りにもびっしりと人形が置かれていることだ。
人形の種類によって場所分けしてあり、狸や招き猫の置物まで。
妖しい空気が漂い、ちょっと、どきりとする光景である。
全国から人形供養を受け付けているようだが。
珍寺巡礼という本があるが、その類に入るのではないか。
和歌山城へ
翌朝、散歩がてら和歌山城へと向かった。
迫力ある巨樹を見上げながら進むと、伏虎象がお出迎え。
愛嬌のあるお顔の虎である。
城の建つ山は、海上からは虎が伏せたように見えるといい、虎伏山とも呼ばれる。
その由縁で伏虎像が設置されているそうだ。
多田屋
さて夕方になり、居酒屋へ。
なんともいい味の「多田屋」さん。
まだ明るいが、大賑わい。
なんと、朝9時からやっているそうだ。
従業員さん達は、ほとんどが大ベテランで、それもほっこりする。
鯨の竜田揚げ、猪、鹿の串、熊野牛のコロッケなどなど。
壁いっぱいに貼られた品書きを眺めながら、次は何を。
和歌山駅から商店街へ
さて、ホテルのある和歌山駅へ。
近くの商店街を歩くが、祭日でお休みなのかほとんどの閉まっている。
大衆演劇場が二軒も!
「パラダイス」という昭和なネーミングや、20種から選べるクリームソーダがある喫茶店。
なんだか面白い。