ずっと気になっていた近所の和菓子屋さん。
通る時は、いつも閉まっていた。
今日は、開いている!
小ぶりな和菓子が並んでいる様は、なんだか慎ましい。
店主もお菓子のように、可愛く慎ましく感じてしまう。
先日、府立植物園へ行ったら、なになに?これって?
と思う生け花に遭遇。
「♯ハナノコキュウー明日へのエナジー」と題された(京都新世代いけばな展とか。
こんなに流派って沢山あるの?
知ってる流派は少し。
大胆、キッチュで現代アートのよう。
面白い!
上七軒から千本通をぶらぶら。
新しいお店あり、閉店、休業のお店あり。
神馬が開いている。
テイクアウトでもやってるのかと思ったら、なんとお昼定食の看板。
昼呑み出来ますとことで、即、中へ。
松花堂弁当やお昼定食もあったが、2人なのでアテで昼呑みといきたい。
つきだしでもう嬉しくなってしまう。
この時期しかないという立春初しぼりの日本酒と合わせる。
初ものの筍の炊き合わせと、白魚の天ぷらには、どぶろくを。
あー!幸せ!
これからもずっとお昼営業を続けるのだそう。
予約しないとほとんど入れないお店。
楽しみが増えた。
3日、「ニュイ.ブランシュ KYOTO」に行ってきた。
日本とフランスの現代アートの祭典である。
ニュイ.ブランシュは、フランス語で白夜を指す。
パリが芸術を夜通し楽しむイベントを行っており、姉妹都市の京都でも2011年から開催している。
約40会場で、展覧会やパフォーマンス、コンサートなどが夜まで楽しめる。
訪れたのは、「京都市京セラ美術館」
(ナイトウィズアート 2020)
エントランスの鈴木康広の25メートルの巨大な作品「空気の消息」がお出迎え。
京セラスクウェアでは、オオルタイチとmama!milk、京都市交響楽団のメンバーとのセッション。
アコーディオン(黒いドレスとヘッドアクセがとてもオシャレ)とウッドベースのオオルタイチのノスタルジックな音。
それに、mama!milkの前衛的な演奏と古楽的な交響楽団がミックスして。
映画の一場面のよう。
閉じこもっていた日々から徐々に戻ってきた日常。
野外で聴くコンサートに、しみじみと幸せを感じた。
京都駅で用があったので、「ワコールスタディホール
キョウト」へ寄った。
毎年、こちらのギャラリーでは、京都国際写真祭に参加しているが、行く機会がなかった。
展示は、「ブリュノ.フォンタナ」
パリを拠点に制作活動を行うが、フランスの田舎の風景としてあるサイロを題材としている。
アルミニウムに直接プリントされているというが、ボッーっと浮かび上がる不思議な様が想像力を呼び起こす。
フォンタナは、サイロをこれまで見過ごされてきた遺産として、その存在意義を問う。
京都駅ビル 空中径路では、甲斐 扶佐義の(美女)シリーズのポートレート100点が並ぶ。
年齢もバックグラウンドも様々な女たち。
ある時期か、ずっとか、京都で生きる女たち。
彼は「ほんやら堂」を造った人。
今出川通を自転車で走っていたら、よくカメラを構えていたなー。
京都駅ビル7階 東広場北ピロティでは、フアン スンミンの展示。
「足場と人が奏でるメロディー」という作品は、工事現場を劇場又はステージとする。
(工事現場ショー)を通して、労働と労働者階級に敬意を表わしているのだという。