9月というのに残暑が襲い、うんざりの日々。
そんな一日、アートに触れる。
9月1日からIKOM(国際博物館会議)世界大会の京都開催に合わせ、アートイベントが行われた。
まずは、清水寺の成就院へ。
「CONTACTーつなぐ.むすぶ 日本と世界のアート」
川端康成の原稿と東山魁夷の挿絵。
小津安二郎の絵コンテ帳。
棟方志功の群鯉図。
手塚治虫のブッダ。
竹宮恵子の風と木の詩。
ビアズリーの挿絵本。
ロダン。
ジャコメッティ。
マティス。
ルーシー.リー。
茶室入場は整理券制で、少人数ずつ。
森村泰昌の映像作品は、ゴッホと弟になりきり、日本の街を彷徨する。
関西弁のゴッホが面白い。
そして、宮沢賢治の手帖が床の間に。
その他にも内外のアート。
贅沢なラインナップだなー。
私が最も好きだったのは、庭を望む廊下にズラリと並んだ猪熊弦一郎の(光の眼)と題されたガラス作品。
お寺だからこそ、このコラボが映える。
外に出ると、茶室入場の整理券に長い列。
出足の差だと、内なる声。