並河靖之七宝記念館

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7月の始め、横山大観展を見に行った折、「並河靖之七宝記念館」が開いていた。
こちらは、夏季、冬季に長期休館があり、この辺を訪れると決まって閉まっていたのだ。
これは、チャンス。

元は青蓮院宮の近侍であった並河は、明治6年頃から七宝業を始めた。
3度のパリ万博への出品や、数々の受賞を誇り、その地位を不動のものとした。

記念館は並河の旧邸、仕事場で、建造物、庭園共に文化財である。
庭園は、七代目小川治兵衞の作庭。
なんと、琵琶湖疎水の水を池に引いた民家は、初めての例なのだそうだ。

さて、並河の七宝は、最高峰の技巧(超絶!)で、驚いた。
よくある七宝と、グレードがまったく違う。
それに、この方、写真で見る限りとてもハンサム。

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