14日、文化博物館にターナーを見に行った。
会期が翌日までで滑り込み。
作品を、これだけまとめて見たのは初めてだ。
ロンドンに生まれた彼は、若くして権威あるロイアルアカデミー会員となり、パトロンにも恵まれた。
初期はアカデミー好みの伝統的な画風であったが、芸術を追求する内に印象派につながるような崩した表現へと移行していく。
これらは、酷評されたりもしたが、パトロン達がいたのは幸いだ。
ターナーといえば風景画だが、ヨーロッパ津々浦々を旅している。
画家というより、旅行家!
14日、文化博物館にターナーを見に行った。
会期が翌日までで滑り込み。
作品を、これだけまとめて見たのは初めてだ。
ロンドンに生まれた彼は、若くして権威あるロイアルアカデミー会員となり、パトロンにも恵まれた。
初期はアカデミー好みの伝統的な画風であったが、芸術を追求する内に印象派につながるような崩した表現へと移行していく。
これらは、酷評されたりもしたが、パトロン達がいたのは幸いだ。
ターナーといえば風景画だが、ヨーロッパ津々浦々を旅している。
画家というより、旅行家!
もう一つは「くまのものー隈
研吾とささやく物質、かたる物質」
世界的建築家、隈 研吾の30年に渡るプロジェクト。
今回は、特に素材に焦点を当て、竹、木、紙、石、土などの素材ごとに分類、整理した展示だ。
設計が興味深いのはもちろんなのだが、それぞれの素材を縦横無尽に使いこなしていることに圧倒される。
自然を尊重した素材へのアプローチに、強い共感を覚えた。
今回、東京で見た展覧会の一つは「プラド美術館展ーベラスケスと絵画の栄光」である。
7点のベラスケスの作品が一挙来日。
17世紀を中心としたプラド美術館のコレクションだ。
名だたる巨匠達の作品が並ぶが、私が面白いと思ったのは
ボディゴン(厨房画)と言われるもの。
スペイン発祥のピカレスク(悪漢小説ー社会風刺が信条)
のように、庶民感覚が芸術的価値が低いと見なされた。
その為、スペイン本国にはほとんど残っておらず、国外へ流失したという(特にイギリス)
今回出展されていた食材をぶら下げた商人の絵。
庶民達が売り買いするスペインの市場の活気、現在にまで続く豊かな食を想像した。
新橋から日比谷へと歩く。
日比谷公園を散歩、歴史を刻んだ公会堂。
今、日比谷が話題だ。
先ごろオープンしたばかりの「東京ミッドタウン日比谷」をチェック。
さっと見た後、有楽町から銀座。
細い路地に担々麺の文字、お昼にしようと入ってみた。
これが思わぬ美味しいお店だった。
担々麺とアサリラーメン、水餃子。
どれも満足。
さて、新橋へと向かう。
駅前でお馴染みの「ニュー新橋ビル」が耐震の関係で建て替え(もしくは取り壊し)られるとのこと。
行っておきたいところがある。
(富士)である。
純喫茶好きにはたまらないお店で、壁の富士山のパネルがトレードマーク。
お店オリジナルのコーヒーカップやうちわ(持ち帰り自由)
定番のクリームソーダ。