次に現れたサン.カルリーノ.アッレ.クワットロ.フォンターネ教会。
こちらも素晴らしい。
特徴的な天井、見上げていると吸い込まれそう。
鬼才建築家ボッローニ設計だという。
なるほど、こんな天井見たことがない。
先の教会共に、入場フリーであり、撮影も出来るとは感激である。
ローマの奥深さ、ここにあり。
次に現れたサン.カルリーノ.アッレ.クワットロ.フォンターネ教会。
こちらも素晴らしい。
特徴的な天井、見上げていると吸い込まれそう。
鬼才建築家ボッローニ設計だという。
なるほど、こんな天井見たことがない。
先の教会共に、入場フリーであり、撮影も出来るとは感激である。
ローマの奥深さ、ここにあり。
しばらく行くと教会が見え、入口から人々が出てきたところであった。
入ってみよう。
足を踏み入れて、びっくり!
荘厳な内部の装飾に息を飲む。
素晴らしい壁画、天井画や彫刻。
バロック時代の巨匠ベルニーニの有名な彫刻「聖テレーザの法悦」
まさか、ここで見ることが出来るとは!
心が打ち震えるよう。
奥の間では神父様が絵ハガキなどグッズを販売されていた。
内から滲み出る物腰のお優しさ。
浴場の遺構を聖堂に転用したサンタ . マリア .デッリ .アンジェリ .エ .ディ .マルティーニ聖堂。
とても印象的な入口。
なんと、ミケランジェロの設計なんだそうだ。
そして、その前に広がる共和国広場。
浴場や教会、見たかったな。
ローマでの最終日は、丸一日フリータイムである。
テルミ二駅すぐのホテルから、行きたい方向だけを決めて2人で歩き出す。
すぐに遺跡らしき巨大な建物が。
ディオクレティアヌス浴場跡である。
ローマ帝国で最大かつ最も豪奢な公衆浴場で、306年、皇帝ディオクレティアヌスが建設した。
門の前に、小学生たちが並んでいた。
社会見学だろうか。
いよいよ最後の訪問地、ローマへ。
車窓からは整然と並んだ糸杉やなだらかな丘稜、これぞトスカーナという風景が続く。
イタリアの中でもとりわけ美しい田園風景は、人間の手によって造られ守られている。
それが貴重な観光資源ともなっているのだ。
そして、世界の人々を惹きつけてやまない。
さて、ローマ。
車窓からサン・ピエトロ寺院、サンタンジェロ城などを見学。
トレビの泉からスペイン広場を歩く。
ここで言葉は出てこない。
何を言っても陳腐になりそうで。
霧に煙った町は本当に美しく、センスの良いお店が点在している。
イタリアで一位になったというジェラート屋さんに入り、ピスタチオとヴェルナッチャ味(ここの名産の白ワイン)を。
噂通りの美味しさ!
その他、名産の猪肉のお店も数軒見かけた。
お店に入る時間はなく、もっとゆっくりと滞在したいと思わせる町である。
9〜12世紀に交通の要衝として栄えた「サンジミニャーノへ。
城塞内に足を踏み入れると、中世の街並みが広がり、権力のシンボルとして建てられた塔が14基残る。
ちょうど良い大きさの町は人も多くなく、心落ち着く。
ピノッキオのお店があった。
フィレンツェで昼食後、
1時間半程バスに揺られピサに着いた。
歩き出してすぐにツアーコンダクターさんの声。
「あそこにスリ集団がいます。気をつけて」
ええー!
10代と思われる男女がたむろしているのが見えた。
一同に緊張が走り、自然に腕を組み固まって歩いた。
この一体感は何だろう。
ツアーの最初から最後まで、ずっとスリや盗難に注意するように言われ続けていた。
そのお陰で、誰も何事もなく済んだのだが。
イタリアの中でも、ピサやローマのトレビの泉など、観光地の中の観光地では、とりわけスリに対する警戒が必要だ。
なんだか、悲しい現実。
自由時間、ショップに入るとベスパ(ローマの休日でオードリーが乗っていたスクーター)グッズを色々売っていた。
日本にもコアなファンがいるが、こんなグッズは初めて見た。
トスカーナに工場があるからなのだろう。
ウフィッツィ美術館では、ガイドさんの案内で効率良く作品を鑑賞する事が出来た。
誘導も説明も熟れていて、経験が成せるベテランの妙。
どれもこれも、名画だらけでクラクラしてくる。
ダビンチの絵画3点は、数週間前に修復が終わったところだそうで、この時期の訪問だったのは幸いだ。