お墓参りの帰りに、京都文化博物館へ向かう。 「池 大雅ー文人たちの交流」展。 池 大雅は何度か見ているが、その都度、発見がある。
黄檗山の中国僧から神童と言われた程、幼い頃から秀でていた書。 何事も極めると自由になるのか。 伸びやかな筆使いに、こちらまで解放されるようだ。
京都の街中で生まれたが、草庵を開き多くの文人たちと交流した。 妻も書画に親しみ、二人で作品を売って生活していたとか。 金銭に頓着せずに、仲睦まじく。
なんだか、羨ましい生き方。