7月 2014 の話題履歴

先日、京都文化博物館で「黒田清輝展」を見た。
三年前に上野の記念館を訪れた時、建物にばかり目がいって印象が薄かった。

しかし今回じっくり見ると、この人の芸術に向かう真面目さと実力に感嘆せずにはおれない。
パリ留学時に描いた（グレーの原）は、初公開。
近年確認されたもの。

あらっと思ったのは、シャバンヌと交流があったということ。
黒田だけでなく他の日本人達とも親しく、自宅に招いたりしていたらしい。

解説や自身の体験で、作品の見方が深くなる。
そんな時の喜びは大きい。

2014年7月25日金曜日 | chako |

六本木にある国立新美術館にやって来た。
「オルセー美術館展」を見るのだ。
開館（１０時）３０分前だったので、チケット売り場は数名が並んでいるだけ。
やったー！すいてるかな。

開館し入場したら、あら列が。
でも数分で入れ、さほど混んでいない。
ゆっくりと見ることができた。
（世界一有名な少年、来日。）というコピー、いいですね。
やはり、見入ってしまう魅力がある。

再現した、少年の吹く笛も展示してあり、へえー！これが！



2014年7月17日木曜日 | chako |

一ヶ月に一度、母を預かっていだだけることになった。
祇園祭で人だらけの京都を脱出し、東京に来ている。

今回は神楽坂にあるホテルに泊まる。
飯田橋の駅を出ると、緩やかな坂道にズラっとかわいらしい提灯。
神楽坂まつりという時期らしい。
浴衣の女性の姿もちらほら。

昔ながらの佇まいと今風のお店が混在する坂道。
側に東京理科大学。
街の規模が大きくないので、威圧感がない。

ホテルを目指して歩くが道が分からなくなり、犬を散歩させている人に尋ねる。
「うーん、どこからでも行けるんですよねー。上がったり下がったりは、大丈夫ですか？」
「はい、大丈夫です」
「それなら、わかりやすい所まで行きましょう」
「えー！、恐れ入ります」
「いえいえ、どうせ散歩ですからいいんですよ」と連れていって下さった。

なるほど、坂道が他方向に。
上がったり下がったりの坂に、風流なお店がぽつりぽつりと現れる。

小さな階段を上がった所に、隠れ家のようなホテル。
登り口に庶民的な八百屋と銭湯。
なんだか、楽しい！

2014年7月16日水曜日 | chako |

四条通にある老舗の人形店。
季節の設えが目を楽しませる。
とりわけ祇園祭の鉾が並ぶと、足を止めて見入る人々が多い。
お囃子のＢＧＭもあり、あーお祭りが近いなーと気持ちが高ぶる。

今年は鉾のミニチュアを買おうと店内へ。
知らなかったが、立派な鉾（中型ミニチュア？）が飾ってあった。

色紙や屏風など関連の物が色々ある。
今年は長刀鉾とミニ色紙、うちわ型ハガキを購入。
毎年、一つずつ鉾を揃えようと思う。

2014年7月 9日水曜日 | chako |

「豆政」の甘辛取り混ぜたお豆。
季節物のパッケージ。

「とよす」の（すいかおかき）
皮は青のり、実は海老、種は黒大豆。
季節限定、ビジュアルもお味もいい。

長岡大花火を模した（花火玉）
中に花火クッキー、お煎餅、ゼリー。
長岡市にある「大和屋」は、安永七年（1778）創業だそう。

お菓子一つとっても、季節を大事にする日本ですね。

2014年7月 4日金曜日 | chako |