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8月 2012 の話題履歴

こんな話を待っていた!

昨夜、NHK Eテレの11時からの番組。
「哲子の部屋」新感覚の哲学トークエンタメだという。

気鋭の哲学者・國分功一郎、グラビアアイドル・吉本りさ、笑い飯の哲夫。
この三人がガラスに囲まれた密室で哲学をトーク。
一回目のテーマは(ぜいたく)
ブラッド・ピット主演の「ファイト・クラブ」を題材に消費社会の闇を紐解いていく。

浪費と消費は違う。
浪費は止められる。
例えば、いくら美味しい料理でも、満腹になれば止める。
一方の消費はエンドレス。
それは、常にイメージとしての物を求める装置なので、きりがない。
哲学者が論じるこの説を引用していた。

消費は多分に操作されるものであるが、浪費は主体的なもの?
故に、消費ではなく浪費をしましょうというのが、國分の主張。
浪費は、なにかマイナスイメージがあったが。

ファイト・クラブは、現代の消費社会に疑問を投げかけることがテーマ。
そう、監督が言及しているらしい。
闘いを楽しむ男達は、やがて街の商店を襲う行動に出る。
ブラッド・ビッドの「この社会をぶっ壊すんだ!」という掛け声のもと。
殴り合いのシーンばかりが印象にあり、苦手な映画だったが。
まさか、こんな深淵なる意味があったとは!

その後は、「オイコノミア」ピースの又吉が経済学者に話を聞く番組。
これも又面白かった。

エンゲル係数が教科書から消えているという話にびっくり!
値が高い程、生活水準が低いとされる法則だが。
近年は、その値が低いと生活水準が低いそう。
へー!
又、日本人の一人あたりの食費が、下がり続けているとも。
一日平均800円を切るとか。

こんな話が聞きたかった!
ちょっと、興奮。

2012年8月29日水曜日 | chako |


いいレストラン発見!

河原町御池、市役所北隣にオープンしたレストラン「FORTUNE GARDEN KYOTO」
ヨーロッパのコロニアル様式のよう。
マルグリット ・ デュラス原作の映画「ラ ・マン」を連想してしまった。
元々は島津製作所の建物で、ウエディング会場にレストランが併設されている。

ランチはサラダ、スープ(本日はミネストローネ)とパスタかメインを選べる。
フランスパンと飲み物がついて、千円!
美味しくてボリュームもあり、ちょっとびっくり!

オープンキッチンの前のカウンターに案内された。
料理が出来上がると、チン!
すると、サービスをする人の「イエッス!」という元気な声。
チン!
イエッス!
なんだか面白い。

リノベーションされた空間は天井が高く重厚だが、スタイリッシュ。
広々としていて、庭もあり気持ち良い。
お店の人達も感じ良く、お気に入りの一軒になりそう。

2012年8月22日水曜日 | chako |


パンフレットにサイン!

先日、京都シネマで、ドキュメンタリー映画「はじまりの記憶ー杉本博司」を見た。
上映後に、監督と杉本・浅田彰氏三人の舞台挨拶があった。
予想通り、満員で立見も。
2時間前にチケットをゲットし、なんとか座れた。

今回の映画は、テレビ(WOWOW)で制作したものに30分以上の新撮を加え、編集したもの。
自身の始めての記憶から、もっと遠い(人類の紀元)に想いをめぐらせることがテーマ。
写真家として地位を確立したが、最近では建築やその他表現活動は拡がるばかり。
ニューヨークで暮らすが、最近は日本を意識した作品も多い。
現代美術家らしく、知的でクールな作風。

やはり、ご本人に聞かないと、わからないことがある。
いたずらっぽくて、反抗心が見える意外性。
杉本さん曰く、こんなにしつこく張り付かれるとは思ってなかったなー。
又「これだと出来過ぎで、ぼくがいい人みたいだなー。もっとダークな部分を出してもらわないと」

一時期、古美術商を営んでいたこともあるという。
自分の作品と引き換えに骨董を手に入れ「間違っても、現代美術は買いません」
会場爆笑。

観念ではなく、手触りを大切にする。
手元に置くことで、自分の中に何か(形)が出来てくるのだそう。

サイン入りのパンフレットは、私の小さな宝物。

2012年8月18日土曜日 | chako |


オリンピックの熱狂

もう一つ。
今年の夏を熱狂の渦に巻き込んだオリンピックも終わった。
もちろん、選手達の頑張りに胸が熱くもなった。

朝日新聞の「FUKUYAMAアングルー福山雅治 inロンドン」

彼のことは好きでも嫌いでもなかったが、この連載を読んで、見方が少し変わった。
写真とレポートの視点が良くて、楽しみに読んでいた。

成熟の都市ーロンドンだからこそのオリンピックを伝えていた。
大人だけれど、遊び心あふれる街の断面を見る眼に共感を覚えた。

そんな夏もクールダウン。
京都の日常が戻ってくる。

2012年8月16日木曜日 | chako |


やっと

お盆がやっと終わった。
一番嫌なのは、世間のたいそうな空気。
粛々と、行事をこなしていけばよいだけのことなのに。
ゆっくりやったら、いいじゃないか!
つくづく、この日本から遠いところへエスケープしたくなる。

普段通りの生活に戻るとホッとする。
四条のイノダでお昼。
すいている。
「こんにちは!」お店の人がニコッと迎えてくれた。
私の好きな可愛いい女の人。

ランチセットの飲み物「ホットのミルクティーですね」
「あっ!覚えていただいて、ありがとうございます!」

日常にある、こんな場面こそ、キラッと輝く瞬間。

2012年8月16日木曜日 | chako |


お線香を買いに

昨日、五条坂に行ったが、今回は目的があった。
前から気になっていたお線香の店に行くこと。
古色蒼然とした店構え、お線香が並んでいる。
ちょうど、母に頼まれていたので。

色々な種類があって、違いが分からない。
ご主人に尋ねる。
「そうですなー。うちは、天然の材料で作ってますねん。こっちは白檀」
それにしては、手頃な値段。
一番人気だというものにした。
聞くと、ご主人は三代目で、御祖母様がここを買い取って始められたのだとか。
それを考えると、この建物は江戸時代のもの?

「すごいですねー」
「はははは。まーそうですわなー」
ここにも、優しいご主人がいらっしゃった。

2012年8月11日土曜日 | chako |


控えめに

岡本太郎の「今日の芸術」
手塚治虫の「ばるばら」
伊丹十三の「女たちよ」
永井豪の「ダンテ神曲」
初版本だろうか?
カウンターの片隅に置いてある古い本。

ここは、六波羅蜜寺に程近い「ヴィオロン」
五条坂の陶器市をさらっと見て、ここに寄る。
いいなー、とても落ち着く。

長いカウンターの下が皮張りで存在感がある。
奥にアーチがあり、ちょっとした舞台のような造り。
壁がモダンな柄で、置かれたガラスケースには、少しの本とビデオ?
そして、ピンクのトゥーシューズ。

奥様とおぼしき人は、スリムでバレーをするような方に見える。
黒いベストとパンツ、白いシャツの店主は、スラッとして姿勢が良い。
流れる音楽と共に、クラシックな印象。
三十代くらいと思うが、控えめで優しいお二人。

ランチのドライカレー、美味しかった。
「チョコレートとフルーツの香のコロンビアです」と、出されたセットの珈琲。
その通りの香り!
美味しさに目が覚める。

「幽霊飴」の店の隣に、こんなシックな喫茶店。
だから、京都は面白い。

2012年8月10日金曜日 | chako |


「涼やかな陶磁器に出会う」

強烈な陽射しに、日本は熱帯になったかと思わせる、灼熱の夏。
細見美術館へと向かう。
今「細川コレクションーロイヤルコペンハーゲン ・ ビンク オーグレンダール」が開催中だ。

クリスマスプレート(イヤープレート)やテーブルウェアで知られているロイヤルコペンハーゲンだが、ビンク オーグレンダールとは?

1700〜1800年代のデンマークで設立された両陶は、19世紀から20世紀、ジャポニズムの影響を受けて、飛躍的に発展した。
ビングオーグレンダールは1987年にロイヤルコペンハーゲンに吸収合併された為、日本ではあまり知られていない。

塩川博義コレクション及び個人所蔵品からなる今回。
北欧アールヌーボー磁器と、同時代の日本の作品が並ぶ。

日本的意匠からヒントを得た北欧陶磁器は、パリ万博に出品され好評を得た。
その情報が日本にも影響を与え、同様に万博出品を果たす。

その関係性が、よく理解できる展示だ。
又、海や水辺のモティーフが多いのは、海洋王国ならでは。
甲殻類、魚はもちろん、海藻のデザインなど、ユニークでとても楽しい。

2012年8月 6日月曜日 | chako |