3月 2012 の話題履歴
忘れられた村の再生ーアンリ ル シダネル
現在開催中の「アンリ・ ル・ シダネル展」
今回、日本では初めての本格的な回顧展である。
彼はヨーロッパ中を旅し、それぞれの土地の風景を描いた。
やがて、フランスの小さな村の魅力に目覚める。
中でも、パリ北方の(ジェルブロワ)が気に入り、家、庭作りに着手する。
その様子は会場のビデオが詳しい。
ジェルブロワの自宅に薔薇園を造り、やがては村全体に広げる運動の指揮を取った。
現在、薔薇の町としてフランスの最も美しい村の一つとなっている。
淡く静かな作品の中に、自らの手で美しい風景を造り出した幸福感が見える。
2012年3月28日水曜日 | chako |
かぜのね
土曜日の夜、出町柳にある「かぜのね」に行った。
大学の環境社会学学科で教鞭を取っていた方が開いたお店だ。
今は、学科の卒業生カップルがお店を切り盛りしている。
狭い路地を入ったなんの変哲もない建物。
しかし、一歩中に入ると広がるのは、居心地良い空間。
老若男女様々な人々が、思い思いに時間を過ごしている。
日本酒の品揃えや一品料理・器など、身体に優しいと思わせる。
左京区人達(?)が集う場所。
環境はもちろん、社会を少しでも良くしていこうという思いが、ここの空気にある気がする。
次から次へと人が来る。
小上がりには小さな子供を連れた若いお母さん達。
奥の部屋では、集会。(貸し部屋になっている)
NPO論が専門のオーナーさん。
彼女を始め、スタッフはナチュラルでチャーミング。
運動をする人達の一種の排他的な感じが苦手。
そんな時代は過ぎたのかな。
もっとしなやかに、運動も変わってきたのかもしれない。
2012年3月26日月曜日 | chako |
エル・ ブリ の秘密
京都シネマで見た「エル・ブリの秘密ー世界一予約の取れないレストラン」
カタールニャ地方にあった三ツ星レストランだが、昨年、突然営業を終了した。
そういえば、世界をあっと言わせたと新聞に載っていた。
本作は、その「エル・ブリ」に密着したドキュメンタリーだ。
通常レストランが営業するのは4月から秋までの間だけ。(驚き!)
初めて7月から冬まで営業する準備の様子を撮った。
ここまでする必要あるの?
オーナーシェフのフェラン・アドリアと共に、ひたすら試作を繰り返すスタッフ達。
まるで科学実験室のような厨房。
羨望と呆れる気持ちがない交ぜに。
現在は、料理研究財団を率いているフェラン。
さて、その先は?
何か、驚くようなことをやってくれるのではないか。
いたずらっぽい彼の顔を見ていると、そう思う。
それにしても、彼らの料理は現代アート!
2012年3月22日木曜日 | chako |
あんトーストセット
四条河原町の永楽屋にいる。
今日は母とお墓参り。
お寺が街中にあるので、お昼に寄った。
ここはたまに来るが、先日雑誌に(あんトースト)のことが載っていたので。
このメニューは知らなかった。
今日はどこも満員だろうが、ここは空いていて大正解だ。
トーストにバター、あんこ、白玉、寒天に柚子ジャム。
欲を言えば、バターが別添えでトーストに載せても溶けない。
トーストが熱々ならばなと思う。
でも、美味しい。
2012年3月20日火曜日 | chako |
別子飴
もう一つ買ったのは「別子飴」
愛媛県新居浜市のもので、全国菓子博受賞という。
ヌガーみたいだが、なんともいえない上品な味がする。
2012年3月19日月曜日 | chako |
幸せのお菓子
大阪伊勢丹の食品売り場に、全国名菓のセルフコーナーがある。
前から気になっていたのだが、この前チェックした。
食べてみたいお菓子がいっぱい。
少しづつカゴに入れて買えるのは楽しい。
京都のものは、知っているのがほとんど。
香川県の「おいり」というお菓子。
西讃岐地方の郷土風習「おいり」ーお嫁さんがご近所に配る。
お慶びの引き出菓子だそう。
淡いパステルカラーが、とにかくかわいい。
口に入れると、雪のようにすうっと消える。
2012年3月19日月曜日 | chako |
騙しの構造
東日本大震災から一年。
先日の深夜、原発の高レベル廃棄物についてのドキュメンタリーを見た。
原子力については、これまでも嫌というほど、ごまかしの事実が露呈している。
そんな体質は、とうの前から分かっていること。
今、福島の原発をどうするのか、誰もが頭を抱えるばかりで解決策を見い出せぬままだ。
それと同時に恐ろしいのが、高レベル廃棄物の問題。
地下奥深くに埋め保管するというが、あまりにも不確かな技術しかない。
果たして、これを閉じ込めておけるのか。
楽観的に過ぎるんじゃないか?
最終保存施設候補になっていた幌延では、保存施設にはしないという協定を結び、実験施設が出来ている。
フランスでも同じ事例があり、実験を行っていた。
最近、協定があるにも関わらず最終処分地に決定したとか。
村民達の間に動揺が広がっているらしい。
美しくのどかな村に見えるその風景が幌延に重なり、怒りが込み上げてきた。
ごまかし、騙しの構造。
それまでして、原発を稼動する意味は何なのか!
経済活動がどうのこうの、電気が足りないうんぬん。
そんなことと、この危険な化け物を動かすこと。
天秤にかける自体が恐ろしいと思わないのか!
2012年3月16日金曜日 | chako |
抹茶と桜の春パフェ
三条大橋の西「京はやしや」にやって来た。
ここはお茶のカフェ。
メニューに珈琲はない。
今みたいにあちこちに和スィーツのお店がなかった時代。
高校の時、抹茶パフェが食べたい時は、ここに来ていた。
久しぶりに来てみると、変わらず賑わいをみせている。
(抹茶と桜の春パフェ)セットでオーダーした紅茶の美味しさはさすが。
2012年3月 5日月曜日 | chako |
ひな蒲鉾
最近、寺町三条上ルに茨木屋がオーブンした。
町家風の綺麗な店舗だ。
先月、ウインドーに飾ってあった「ひな蒲鉾」
へえー、かわいい!
予約して、引き取りに行った。
美しいばかりでなく、美味しい。
ひなまつりの図柄の板蒲鉾のセットなどもある。
2012年3月 3日土曜日 | chako |