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8月 2010 の話題履歴

過剰な店

ここは大阪府松原市。
近鉄の布忍(ぬのせ)駅前にある「岸」という喫茶店。
電車を乗り継ぎ(4回乗り換え)やっとたどり着き、一休み。
中・高生の時に友達と来てたような、まさしく純喫茶。

クリームソーダを頼んだら、ちょっとしたお菓子がついてきた。
甘い飲み物に甘いものって?という感じだが。
店内は恐ろしく冷房が効いていて、その上に天井で扇風機がぶんぶん回っている。

冷たい物にしないほうがよかったよなーと、スカーフを巻きながら飲んだ。
これから引越しの手伝いに行く。
布忍もこの喫茶店も、もう来ることはないだろう。

2010年8月29日日曜日 | chako |


ミーティング

今日はミーティングの為、立命館国際平和ミュージアムに赴いた。
広々としていて快適。
その後大学の学食でお昼。

オープンキャンパスが行われていたので、食堂もいっぱい。
そうか、そんな時期なのよね。
コーヒーが飲みたかったので「クリケット」までやってきたというわけ。
それから、又ミーティングの続き半分おしゃべり半分。

2010年8月28日土曜日 | chako |


クリケット

レモンゼリーを食べている。
スーッと爽やかな味と香りが広がる。
ここは平野神社の斜向かいにある「フルーツ&パーラー クリケット」

ゼリーが名物のお店らしい。
他にグレーブフルーツ・オレンジ(春は三宝柑も)があり、見渡すと、ほとんどの人がゼリーを食べている。
持ち帰りや宅配も出来、夕方には売切れの種類もあった。

2010年8月28日土曜日 | chako |


ジュークボックス

店内は日活映画に出てくるような雰囲気。中でも目を引くのは美しいジュークボックス。
こんなに趣のある物も珍しい。
そして、なつかしやテレビゲーム!
お店は60年前に出来て、この内装になってからは40年だそう。

2010年8月25日水曜日 | chako |


ナポリ

ここは千本中立売にある「ナポリ」
前から寄りたいと思っていた。
友人のパートナーが立命の学生だった頃、この辺に住んでいて通った店だと聞いてたから。
思った通り、昭和なお店。
中は広々としていて、奥の庭にある池では立派な鯉が泳いでいる。
でも、ナポリという名に鯉?

2010年8月25日水曜日 | chako |


フルーツみつ豆

静香を出て天神さんをざっと見たが、この暑さで汗だく。
早々に退散、涼しいところへ避難。
ふーっ!一休み。このフルーツみつ豆、懐かしい味。

2010年8月25日水曜日 | chako |


山師みたいなお兄さん

天神さんにやってきた。
いつものように「静香」でお昼。
ここで時々見かけるお兄さん。
今日は近くの席だったから、どちらともなく話し出した。

がっちりと大きい体に坊主頭。
浅黒く分厚い両手には、幾つもの金のリングが光ってる。
どれもかなりの迫力。
「すごいですねー」
「そうやろー。これは僕がデザインした八起大蛇(やまたのおろち)や」と外して見せてくれる。
「何かお商売なさってるんですか?」
「いいや、趣味。市が好きで趣味に生きてますねん」
山師みたいなお兄さんと、市巡りの話は続くのだった。

2010年8月25日水曜日 | chako |


送金ビジネス(写真はエシックスのオブジェです)

21日のNHKで放送されていたドキュメントに思わず見入ってしまった。
東京銀行に勤めるエリートであった、栃迫(とちさこ)篤昌さんの話である。
安定した地位を捨て、アメリカで自ら起こした会社は送金ビジネス。

中南米の移民を対象に、彼らが自国に仕送りする手数料を安く押さえる事業を展開している。
画期的なのは、プールした手数料を彼らの故郷の人々の融資にまわすという点。
銀行員として赴任した中南米で目にした、貧しさで命を落とすような現実。
それが彼をこのビジネスに向かわせた原点だという。

銀行を退職するにあたって、周囲の驚き・反対は相当なものであったらしい。
しかし、彼の信念に揺るぎはなかった。
今、大手銀行が融資してくれない貧民層への小口融資で、自立した生活を実現できた例が続いている。

英語もスペイン語も堪能な彼は、エリートらしくない温かな表情をしている。
「本来、金融とは人々の為にあるべきです」という言葉が印象的だった。
こんな日本人がアメリカで活躍してくれている事が誇らしい。
御身体を大切に、無理しないで下さいね。





2010年8月24日火曜日 | chako |


「生存のエシックス」続きー土の茶室

泥の建物の入り口には、「@KCUA Cafe']の文字。
高速道路に使用目的の為、京都西部で多くの竹藪や民家の取り壊しが行われてきた。
それは、現在でも続いているらしい。
そこからの土・木材・竹を使用して、この茶室を造形したのだという。

又、内部では疏水の水を使用したお茶が飲める。
それで、「アクア カフェ」というわけ。
私が中に入った時、ちょうどお茶をたてているところだった。
内部は天井が高く、ひんやりとして快適。
あー、この懐かしい感じ。
アフリカを思い出す。




2010年8月23日月曜日 | chako |


先鋭的な芸術

この展覧会での「生存のエシックス」とは、「生きる作法」と定義されている。
生命・環境・宇宙・医療と芸術の関係性を探る、12の内外のブロジェクトを紹介している。

これは木の内部に突き刺した線を通じて、音響をヘッドフォンで聞く装置。
「バイオミュージック」のカテゴリーの展示である。
聞いてみたら、なんとも表現しがたい音だった。

プロジェクトは、それぞれに自分の身体で感じ取ることのできるようなものが多い。
あらゆる感覚が芸術とどう繋がるのかーとても興味深い企画である。



2010年8月22日日曜日 | chako |


生存のエシックス

京都国立近代美術館で行われている「生存のエシックス」に行ってきた。
本日が最終日、ギリギリ間に合った。
日々進行形で参加方展覧会だという事は聞いていたが、その最終日やいかにー。

美術館前広場の一角に作られた土のドーム型の建造物。
これは最後に見る事にし、入って目にしたのは巨大な写真の集合体。
この展覧会では撮影自由!
それが判っていたら、カメラを持ってきたのにと悔やまれる。
大きな作業台と椅子が用意されており、写真をつなぐ作業に関わった人達
(ボランティア)の写真や、このプロジェクトのコンセプト・進行経過などのファイル。


2010年8月22日日曜日 | chako |


地蔵盆

昨日は地蔵盆であった。
西陣の地域は14日から16日頃に行う事が多い。
年々子供の数も減り、町内も高齢化が進むなどして縮小傾向にある。

以前は3日あった行事は2日になり、昨年からは1日のみである。
しかし、それでも町内にテントが張られ、子供達の賑やかな声が響くのはいいもんだ。
今年は吉本の芸人さんの風船パフォーマンスがあり、大人からも喝采を浴びていた。
暑い中、大汗をかきながら奮闘されてる芸人さん。
子供たちに夢をありがとう。



2010年8月16日月曜日 | chako |


たわらや

ここは天神さんの向かいにある「たわらや」
お墓参りの帰りに寄った。
400年続く老舗は、宿場のような雰囲気。

名物は、びっくりの極太一本うどん。
少し小さめのどんぶりに、ニュルリとした長いうどんが入ってる様はユーモラス。
添えられたおろし生姜をたっぷり乗せて食すと、うどんの感触が面白い。
好き嫌いは分かれるかもしれないが、だしの美味しさはさすが。






2010年8月15日日曜日 | chako |


お盆のお供え

お盆はお供えもんに忙しい。
13日の夕方にお迎え団子を作り、お供えする事から始まる。
16日まで、毎朝違う献立を作る。

材料を揃えるのも、「あっあれを忘れてた!」という事がよくあるので注意しないと。
蓮の葉などはあまりギリギリに買うと売切れるし、タイミングがいる。

2010年8月15日日曜日 | chako |


確かな眼

Nさんの選ぶ物は、素材の良さとしっかりとした物作りが特徴だ。
私が最初に感心したのは、フェアトレードのセレクト。
これまでポリシーには共感しても、デザインや質に満足する物に出会えなかった。
それが、彼女の眼で選んだものはどれもいい。
又ディスプレイやパッケージに、非凡な能力を感じる。
お店に行くと彼女のプライベートルームにいるみたいで、ついおしゃべりしてしまうのである。

2010年8月12日木曜日 | chako |


TORINOUTA

Nさんは寺町の夷川にある「TORINOUTA」のオーナー。
ギャラリーのようなエントランス。入口のドアのストッパーは大きなアンモナイト。
アンモナイトが大好きで、専門の市で買ったそう。
そんな市があるのね!

クラシックなワードローブ仕様の家具と椅子に絵。
階段へと誘うように、床に白い花のオーナメントが点々と・・・。
二階には、妖精のようなNさんワールドが待っている。

2010年8月12日木曜日 | chako |


オマッジオ

Nさんとランチに行ったのは夷川麩屋町にあるイタリアン。
ここは南イタリアが専門らしい。
前菜は野菜がガッツリ、素材の味をそのままどうぞーみたいな。
メインは穴子のテリーヌとトマトソースのパスタ。とにかくリーズナブル。
お店の造りもざっくりした感じ。
この辺は次々に新しいお店がオープンしている注目のエリア。
ランチには困らないと聞いた。

2010年8月12日木曜日 | chako |


ショットバー

「あれっと」から数分の所にあるショットバーに寄る。
以前実家のすぐそばで営業していたが、最近、夷川通に移転した。
「アニーホール」から、マスターのお名前を取って「YANAGI」となった。

ドアを開けてこの世界が広がっているとは、誰が想像できるだろう!
カウンターの背面に並んだボトルは圧巻。
眺めてるだけで楽しい。
マスターのスマートな仕事ぶりを眺めながら、大人である事を喜ぶ。
客を見てレコードをかけてくれるらしい。
私達に選んでくれたのは、ビリーホリディ。


2010年8月12日木曜日 | chako |


ここはフレンチ?

手書きのメニューはまるで割烹だが、お料理は確かにフレンチ。
Kが以前から美味しいと言っていたお店に連れて行ってもらった。
まず出していただいたワインは白。
いろんな要素が複雑に絡みあったような今まで飲んだことのないお味。

ウニのゼリー寄せに始まり、鯛のカルパッチョ、アンデイーブに乗せたイカとタコ。
松茸と鱧をトマトスープ仕立てにしたもの。
次々に出てくる海の幸を使った料理。そしてお薦めのワイン。

ここのシェフは、大の魚好き。
子供の頃から生き物の観察にのめり込んでいたらしい。
今でも、家の水槽で飼う魚を飽きることなく眺めてるとか。
その凝り性の果てが、料理人になりワイン通になり…。
魚にこんなに真剣に向き合うシェフも珍しいとKは言う。
シェフと奥様も一緒に飲んで、ボトル3本が空いた。
二条通柳馬場にある「あれっと」
仕事を心から楽しんでいるシェフのお店だ。

2010年8月11日水曜日 | chako |


お盛もん

六道まいりの白い横断幕に続く沿道は、かわいらしいお店や出店が続く。
なんか素朴さが漂う商店街で、蝋燭なんかのお参りに用いる品が並んでいる。

お盆に供える「お盛りもん」が売っていた。
蓮の葉に乗ったお供え用落雁。とても愛らしい。
この商店街と通じるものがあるな。
ハッピー六原なんていうショッピングセンターが見える。
あー、これもいいなー。

2010年8月 8日日曜日 | chako |


お迎え鐘

霊を現世に迎える「お迎え鐘」は、鐘楼の小さい開口部から出た縄を引き鐘を打つ。
多い時は行列が連なりずいぶん待つらしいが、今日は5分程で済んだ。
縄は二回引くが、どんな意味があるのか?

2010年8月 8日日曜日 | chako |


地獄への出口

やって来ました、六道まいり!
お盆のお迎え行事の聖地とは聞いていたが、なんて怪しい!
「六道の辻ー地獄への出口」という提灯を見ただけでわくわく。
京都には民間信仰のダイナミズムに満ちた場所が多々あるが、ここは又格別。

六道さんは「六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)の通称である。
冥界には六種あり、霊はそのいずれかに行くらしい。
「六道の辻」はその分岐点で、冥土への入り口だという。

寺には現世と来世を自在に往来していたと言われる小野篁(おののたかむら)-{小野小町の父}などが祀られている。
奥には、篁がその往来に使用したという井戸もある。




2010年8月 8日日曜日 | chako |


タクシーで

タクシーに乗った時のこと。おかしな運転手さんにいきあたった。
「おたくは京都人やおまへんなー」そう言われるとわからなくなる。
父は京都人だが母は九州。しかし生まれ育ちは京都だし…。
三代続いたとは言えない?ともかく、「はぁー」と曖昧に返事。

「私とこは代々京都ですねん。ずっーと中京やさかい」出た出た。自分とこは洛中だという自負。
「関西人の内で、京都人やと見分ける例を一つ言いまひょか」「はぁー」
「おおきにて言いまっしゃろ。京都人はへぇーがつくんですわ」「へぇー、おおきに」とな。
なるほど、そうかも。

それから彼が若い頃ロシア周辺で仕事をしてたという話になった。
「いっちょロシアの歌でも歌いまひょか」と、カチューシャをロシア語で歌い始める。
1番を聞いて「うわーすごい!」終わりだと思った。
おっと2番が始まる。そして3番まで歌いきった。
生粋の京都人だという彼が、こんな風にロシア語の歌を聞かせている状況に?

2010年8月 5日木曜日 | chako |


琥珀糖

これも季節もん。
綺麗な色のキューブ状のゼリー。
目にも涼しい、猛暑に冷たいお茶と。


2010年8月 3日火曜日 | chako |


涼一滴

仏さんのお供えもんを買いに「紫野源水」に寄る。
あっ、盛夏のお楽しみ「涼一滴」!
煎茶茶碗に流しこんだ柔らかな水羊羹。
甘味がひかえめで、喉越しよく上品。小豆とごま風味がある。

2010年8月 3日火曜日 | chako |


嶋基(しまだい)

土曜日、友人の書道展に行った先は「嶋基」
御池通東洞院に建つ、一際立派な建物。
京都の大型商家建築として有形文化財に指定されている。
着物の展示会などをよくやってるので、呉服屋さんかなと思っていた.。

慶長年間に生糸商、江戸中期からは酒問屋も兼業していた。
「嶋基」というお酒で知られてるんですって。
現存する建物は明治16年建築。
昭和の大戦時まで豪商としてならしたというが、現在はギャラリーとして使われている。

奥に「白龍井」と呼ばれる湧水が、今も滾々と出ている。
この建物にいると、忙しく立ち働く商人たちの夢の跡がうかがえる気がする。

2010年8月 2日月曜日 | chako |


サウンドトラック

先日京都シネマに行った時、嬉しいことが。「アルゼンチンタンゴー伝説のマエストロたち」のサウンドトラックが手に入ったのだ。
売切れであきらめていたからラッキー。

「あら、あったんですね。よかったわ」と声をかけると、「そうなんですよー」
「入荷しても、すぐ売切れて。十字屋さんでもそうらしいです」「へえー、やっぱり」
「あんまりお問い合わせが多いから、発売元から直輸入したんです」
「やっぱりあの映画を見たら欲しくなりますよねー」「そうそう」

スタッフさんと映画がよかった話しで盛り上がった。
家て聞いてると、マエストロ達の姿やアルゼンチンの街並が浮かんでくる。
録音場面で出てきたアルバムは、グラミー賞のラテン部門でグランプリになったそう。

2010年8月 2日月曜日 | chako |


こほろぎ嬢

翠が明治生まれということを考えると、小説は驚くべき独創性である。
第一「こほろぎ嬢」「第七官界彷徨」という題名からして、何なん?という感じだもの。
引きこもり詩人、旅する分裂心理探究者。
役に立たなさそうな研究に没頭する男達や、狂った音のピアノでおかしな歌を歌う音大生。
風変わりな登場人物や設定である。

翠は30代で頭痛薬中毒に陥り、東京から郷里の鳥取に戻った。
それ以来筆を折り、忘れられた幻の作家であった。
壮年期にも、幻聴に侵され入院している。
70代で全集が出版され、今日は熱狂的なファンを獲得しているようだ。

「ちんぷんかんぷんじゃなかったですか?」と、ティーチインの冒頭で笑う監督。
翠の世界にまっすぐ向き合う姿勢に、シスターフッドの精神を感じた。
30年前、女が監督をするにはピンク映画しかなかったという。
女ひとりで男社会の映画界を渡ってきた人だからこそ、描けた世界じゃないかしら?

2010年8月 1日日曜日 | chako |


女のカッコ良さ

ティーチインに現れた監督の印象は、一言カッコイイ!
強さと優しさが共存する大人の女。

尾崎翠の読後感は、正直好みでなく、あまり惹かれることもなかった。
しかし映像化されると、なんと生き生きとした作品の世界が広がっていることか!
これこそ映画にしかできないー監督としての力量に思い至る。

2010年8月 1日日曜日 | chako |


尾崎翠

尾崎翠は特異な作家だ。
作品集を読んでいたので、果たしてこれをどう映像化するのかに興味があった。

先頃、京都シネマであった浜野佐知監督の特集。
ピンク映画畑を歩んできた監督が、初の文芸作品に選んだのが尾崎翠の小説。
今回「こほろぎ嬢」「第七官界彷徨ー尾崎翠を探して」を見ることができた。
一週間限定の上映中、監督初め日替わりゲストのティーチインも行われた。

2010年8月 1日日曜日 | chako |